〜秋 水〜
私の心は 研ぎ澄まされた刃
触れれば切れてしまうほど
冷たい光を放つ 三尺の秋水
待って 待って 待ちくたびれて
あなたを待つのをやめました
私の身内に宿った悲しみが
凍って 凝って 鋭い刃になったのです
もうどんな想いも
私の心を波立たせる事はないでしょう
鋭利な輝き 三尺の秋水